クライアント様 訪問日記
2025年5月
今月は、焼肉店経営や食肉卸業を手掛けている「株式会社きたうち」をご紹介します。
株式会社きたうち大阪府東大阪市長田東3-2-24
TEL 06-4307-5729
- きたうち牧場の様子と 北内毅社長
焼肉店と食肉卸業を経営する中で、「本当に美味しい肉がない」と感じられたという北内毅社長。品評会のチャンピオン牛でさえも満足いかなかったことから、北内社長は「自分で育てるしかない」と考えられました。
そこで沖縄県石垣島に牧場を開き、美味しさの遺伝子を持つ血統の黒毛和牛を選び抜き、石垣島の大自然の中で雌牛のみをじっくりと長い年月をかけて育てあげることで、「毎日でも食べたくなる牛肉」を生み出すことに成功されました。その牛肉が「石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ」です。
「一般的な黒毛和牛の肥育期間は約30ヶ月ほどですが、プレミアムビーフは36~40ヶ月肥育しています。長く肥育することで不飽和脂肪酸が増え、融点が低い脂になります」と北内社長。プレミアムビーフの脂の融点は18度。これはマグロの脂なみの融点で、人間の体温よりもかなり低いことから、口の中に入れた途端、すっきりとした脂の滑らかさ、赤身肉の深い味わいと、芳醇な香りが広がるのだそうです。現在、プレミアムビーフはきたうち牧場直営店で食べられるほか、著名なホテルのレストランなどに卸されています。
北内社長は、日本特産の黒毛和牛をさらに美味しいものにしていくため、現状に満足することなく、常に美味しい血統を探しておられます。「こだわりが儲けのじゃまをしています」と笑われますが、「今後もぶれることなく、こだわりを追求したい」ともおっしゃいます。自然と生き物が相手の仕事だけに難しい課題もあるそうですが、頑張っていただきたいと思います。
代表取締役 北内 毅 様からのメッセージです。ありがとうございます!感謝です!
吉松先生・定本先生をはじめ、弊社にご尽力いただいておりますご担当者の皆様には、心より感謝申し上げます。 より一層美味しいお肉づくりに励んでまいりますので、何卒変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます! |