豊かな住まいの暮らしを提案するため、「安全・安心・快適生活」をキーワードにオリジナル建材製品の開発に注力する株式会社ナカムラ。創業は1966年。現会長の中村孝氏が、25歳の時に立ち上げ、仕事を取るために某大手ゼネコンの現場に毎日のように直談判に行き、その熱意を買われて取引が始まったとのこと。2016年の創業50周年を機に中嶋祥博氏が社長に就任し、現在に至ります。

会社の看板商品の1つが、「トビデール」。特にマンションで、防犯目的で窓に取り付けられる面格子が見られますが、過去にあるマンション火災で面格子があったため避難できず、家族3人が死亡した事故がありました。当時は、防犯のための面格子が非常時の避難路を閉ざしてしまうケースが多くみられたそうです。そこで、外から開かず、室内からは簡単に開けられ、すぐに脱出できる面格子「トビデール」を1988年に開発。阪神淡路大震災では、「トビデール」のおかげで命が助かった例がたくさんあり、その後の復興住宅では全てのマンションで採用。この開発実績が評価され、中小企業庁長官奨励賞、科学技術庁長官賞などを受賞されています。
現在の主力製品は、2010年に開発した可動ルーバー「ツバーサ」。目隠し、遮光、採光が自由にコントールできる製品で、現在全国の新築マンションの約6割に可動ルーバーが使われ、その内60～65%が「ツバーサ」が占めており、年間4万台以上売れている大ヒット商品。「Try to Challenge」をスローガンに、今後も積極的に新しい事業領域へ挑戦していくと、中嶋社長は語っています。

弊社は、2017年から税務顧問として関与させて頂いており、現在は税理士の定本が担当させて頂いております。

経理担当　中嶋典子様からのメッセージです。
ありがとうございます！感謝です！