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　十代の頃から大工職人として活躍されていた杉本甲祐氏。31歳のとき交通事故にあって大工を続けられなくなり、人生の方向転換を余儀なくされました。そこで選んだのが監督者としての道。材料の発注や仕事の段取り、職人の手配など現場を統括する立場に換わられたのです。まずは親戚の経営する建築会社で経験を積み、36歳の時に株式会社大鞆住建の前身となる個人事業を立ち上げ。2年後に法人化されました。

　大鞆住建では、戸建住宅やマンション、店舗のリノベーションやリフォームの設計・施工・管理を手掛けておられます。

　「形に残ることがこの仕事の一番のやり甲斐です。そして、お客様に『ありがとう！　きれいになった！』と喜んでいただけると、次も頑張ろうって気になりますね」と杉本社長。時には、工期が非常に短かったり、夜間しか作業ができなかったりと苦労する現場もあるそうですが、杉本社長が全幅の信頼を置く協力業者に支えられ、お客様の期待度以上の仕事を納められています。印象に残った仕事として挙げられたのが某障がい者施設のリフォーム工事。担当者の一生懸命さ、利用者様への思いやりの大きさに感銘を受け、「自分も、もっと頑張ろう」と気持ちを新たにされたのだとか。

　昨今、業界全体の課題として挙げられるのが職人不足。大鞆住建では、お客様のニーズに臨機応変に対応するため、自社で職人を抱えたいと考えておられますが、採用できないのが実情。「単価を底上げするなどして、若い人が『職人になりたい』と思えるような環境をつくらないと、この先ますます職人がいなくなります」と懸念される杉本社長。業界の未来のためにもご尽力ください！

代表取締役　杉本　甲祐　様からのメッセージです。

ありがとうございます！感謝です！