2012年1月に始動し、ビルメンテナンスやマンション・オフィスビルの清掃を手掛ける「株式会社大道プロミネンス」。2015年には尼崎市の「提案型事業委託制度」に採択され、現在は、市内の公共トイレ169カ所の清掃事業にも携わっておられます。

　公共トイレと言えば、不衛生なイメージがありますが、同社では独自のノウハウと、スタッフの熱心な仕事ぶりで、以前とは見違える状態をつくりだされました。その違いは一目瞭然。市民や観光客から高い評価を得ているのはもちろん、仕事ぶりは同業者からも一目置かれるほどで「大道さんはトイレに“愛”を持って仕事をしている（ので敵わない）」と言われたこともあるそうです。

　勇正一郎社長がスタッフの皆さんに日々伝えておられるのは「“きれい”の先にあるものを追求しよう」ということ。「よく掃き清められた神社に行くと心が洗われますよね。それと同じで、マンションの居住者や、公共トイレの利用者の心を清々しくさせられるような仕事をしていきたい」と社長はおっしゃいます。そのためには、清掃に携わる人間が「きれいな人間」でなければならないと、毎日の朝礼では社員一人ひとりが、内面やモラルを向上させるための心得を唱和しておられます。

　今後の展望として、同社では「家事支援サービス」に着手される予定とのこと。住まいの清掃や料理、買い物などの家事を代行（支援）することで、忙しい現代人に「心の豊かさ」を手にしてもらうのが事業の目的。「家事の時間を減らすことで、家族と一緒に過ごす時間が増えたり、トゲトゲした心が少しでも和らいだりするようなサービスを目指しています」と勇社長はおっしゃいました。

代表取締役　勇　正一郎　様からのメッセージです。
ありがとうございます！感謝です！