こんにちは、尼崎のＫ＆Ｐ税理士法人の 稲本　孝史（いなもと　たかふみ）です。 Ｋ＆Ｐ税理士法人では、本コラムのなかで、税理士・スタッフが交代で、税制改正トピックなど、タイムリーで有益な話題を提供していきます！ （監修：代表　香川 晋平）

所得税を計算する上で、所得金額から誰でも無条件で380,000円の基礎控除額が控除されています。この基礎控除額が令和2年以降の所得税計算から変更になります。

変更と言っても大半の方は、減税です。

合計所得金額が2,400万円(年収2,695万円)以下の人は480,000円に控除額が増えます。

詳しくは下記の国税庁サイトで確認して頂きたいですが、合計所得金額が2,500万円超の人は、基礎控除額が0円となってしまいます。

高額所得者向けの増税です。私は高額所者ではないので個人的にはうれしいですが、人によっては注意が必要です。

この変更は令和2年分の所得税から適用されますので、令和元年(平成31年)分の年末調整・確定申告では、適用がありません。

間違って今年分から適用されないようご注意ください。

国税庁　基礎控除

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1199.htm