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『知的生産のセンス』(2026.10.08)

『知的生産のセンス』
楠木建、山口周(著) 日本経済新聞出版
(Amazon:https://tinyurl.com/2h5ep4pv)

経営学者と独立研究者として活躍する2人による対談で、あらゆるスキルがAIによって吸収されていく時代に、人間が価値を生むためのヒントを示した一冊。気になった記述をいくつか示すと、

■あらゆる技術は「人間がそれまでやっていたことの外部化」
■200年にわたる「人間の仕事の機械化」の流れを俯瞰すると、最後に残るのが「非定型な筋肉の仕事」
■スキルが基本的に供給の問題であるのに対して、センスは供給よりも需要に深く関わっています
■インプットのセンスはタグ付けに集約される
■事業レベルでの利益の源泉には大別して二つあります。一つが事業をとりまく環境がもたらすオポチュニティ(機会)、もう一つがその事業が自ら内部でつくる価値のクオリティ(質)です。どちらに軸足を置くかで経営のあり方が大きく変わります

などですが、「スキル」に対する対概念としての「センス」について論じられ、ビジネス視点でも学びの多い、オススメの一冊です。