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『事実 VS 本能』(2020.03.19)

『事実 VS 本能』
橘 玲(著) 集英社
(Amazon:https://amzn.to/2IhoLo2

『言ってはいけない』をはじめ、歯に衣着せぬ物言いで、いくつものベストセラーを持つ著者が、日本人の学力・労働生産性に関する話から、格差、ひきこもり、犯罪、死刑、喫煙、男女差別、虐待死、不倫騒動、年金問題まで、報じられなかった事実を紹介し、著者独自の視点を示した1冊。気になった記述をいくつか示すと、

■確実なのは、知識社会が高度化するにつれて、ドロップアウトする「若い男」がますます増えていくこと

■行動遺伝学などの知見によれば、子どもの人格(キャラ)は遺伝と(子ども時代の)友だち関係で決まり、親が影響を及ぼせることはわずかしかありません

■説明責任を果たしているなら、属性によって扱いを変えても「差別」とは見なされない

「随分とひねくれている?」と感じる記述もありましたが、統計の見方や疑う力を養うことができる内容で、オススメの1冊です。

事実VS本能