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『奇跡の経済教室【基礎知識編】』(2020.02.20)

『奇跡の経済教室【基礎知識編】』
中野剛志(著)  KKベストセラーズ
(Amazon:https://amzn.to/2tzHF5R

政治思想を専門とする評論家の著者が、平成日本の政策、そして現在進行中の政策がいかに間違っているか、これまでになかった視点で批判した興味深い内容の1冊。気になった記述をいくつか示すと

■企業が内部留保を貯め込むのも、賃上げをしないのも、積極的な投資を恐れているのも、ひとえに、デフレという経済環境のせい

■生産性の向上が経済全体にとって好ましいのはインフレの時だけ

■通貨は、納税の手段となることで、その価値を担保している

■自国通貨建ての国債は、返済不能に陥ることはあり得ません

■デフレだということは、財政赤字は、大き過ぎるのではありません。少な過ぎるのです

■内部留保が増えているのは、企業経営者が無能だからではありません。政府が無能だからなのです

要するに、「インフレ下では正しい経済理論がデフレ下では通用しない」ということのようですが、まさに「目からウロコ」の1冊です。

奇跡の経済教室【基礎知識編】